拉麺BLUES

きんせい総本家夢風 極みの醤油

「きんせい」が素晴らしいところは次々と弟子を独立させること。
「きんせい」らしさを残しつつ新たな可能性を弟子たちに託している。
「きんせい」で育ってはばたいた店はどの店も間違いのないラーメンを提供してくれる。
今回行った「きんせい総本家夢風」では新たな弟子がその道をたどっていくのだろう。
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「極みの醤油」
いわゆる醤油ラーメンだがスープから発散する香りはほかの店にはない「きんせい」らしい香りだ。
もう本当においしい。
口に含んだ瞬間に感じるのはこれぞ「きんせい」という突き詰めて突き詰めて昇華された「きんせい」の味。
ラーメンてタレありき。
その肝心のタレは弟子たちの教えているのか?盗んで作っているのか?
たぶん前者だろう。
門外不出のタレを教えてもらって、その弟子たちが工夫を凝らして進化させる。
このプロセスは師弟関係のきずなの強さを感じる。
まあいらぬ想像をグダグダと書いてしまったが、とにかく「きんせい」のラーメンはおいしい。
レアチャーやバラチャーがでかでかと乗っかっていて、麺もツルりんとしたストレート麺で、スープの表面に浮かぶ醤油ダレ。
このすべてが「きんせい」のラーメンであり大阪を代表する屈指の名門店だ。

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# by oretokumou | 2018-02-10 07:00 | ラーメン実食 | Comments(0)

尼崎塩元帥 塩つけ麺

尼崎に今月「ぶたのほし」が出来ていよいよ尼崎のラーメンも激戦区に。
いや、尼崎は優良店が散らばっているので激戦区ムードではなく和気あいあいとしたほんわかムードだ。
もっと優良店に来てほしいと思ったら近々阪急塚口駅近くに神戸の「みなとや」の支店がオープンするらしい。
ますます尼崎はいいムードになってきた。
ということで尼崎の「塩元帥」に行ってきた。
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「塩つけ麺」
このブログには載せていないが以前この店の「塩つけ麺」を食べた時はスープが温いを通り越して最初から冷たかった。
さすがにつけダレが冷たいと美味しいものも美味しくなくなる。
だがこの店ではつけダレは温めなおしてもらえるようだ。
知らなかった。
今回冷たかったら温めなおしだが、その必要はなくて熱いつけダレが出てきてHOT(ほっと)した。
その甲斐があってやはり美味しかった。
まずつけ麺の命である麺が美味しくて歯ごたえや口当たりもよくていい。
そして卵の味がしていておいしく感じる。
スープも甘くもなく酸っぱくもなくつけダレの2大要素をとてもマイルドにまとめ上げている。
つけダレにスープ割をしてもらったのだがこれもラーメンのだしを入れるだけなのだが普通にラーメンスープになっている。
麺量はおそらくラーメンより多いのでスープ割をしたらお得かもしれない。
麺を残してスープ割に入れて太麺のラーメンとして食べる。
これはありかもしれない。いや邪道だな。
いずれにしてもここ「尼崎塩元帥」は本店よりもおいしくて本店よりも元気がある。ちょっとうるさいけど。
まあラーメン屋はこれくらいうるさくてもちょうどいいくらいかもしれない。
静かなのもいいけどしんみりしすぎるのはつらい。


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# by oretokumou | 2018-01-29 16:00 | ラーメン実食 | Comments(0)

長浜ら~めん一二三 長浜ら~めん

博多・長浜ラーメンといえば兵庫を中心にチェーン展開している「虎と龍」が規模を縮小し、高槻の「鷹」も2月に閉店を決定。
新しいラーメン店やラーメンのトレンドも次から次へと転換する中JR大阪天満宮駅・地下鉄南森町駅近くの「長浜ら~めん一二三」は今でも営業している。
そのスタイルは昔のオーソドックスな形で残されており、さながら昭和遺産のようだ。
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スープはさすがに薄さを感じるのだが今の豚骨がコクを求めているだけにその薄さが際立ってしまう。
それでもこれがかつての豚骨ラーメンで、それゆえ値段も安かったし気軽に食べられた。
スープにコクや濃さがないものの豚骨自体のうまみは十分感じられる。
もっと雑に作った方がクセがでるのだがそこは丁寧に処理しているのだろうか、臭みや雑味は少ない。
麺は博多ラーメンの細麺にしては若干の太さが感じられる。
糸のようなまっすぐな麺というよりしなやかな麺だ。
博多ラーメンのイメージとはちょっとずれてしまうのだが、博多では千差万別の店のスタイルがあるのでこれも博多ラーメンだ。
どうしても今はラーメン1杯に感動を求めてしまうのだが、この純粋に空腹を満たすうえでのさりげないおいしさがかつての博多ラーメンのよさであった。
求めるものが大きすぎるとすべてがなくなりかねない。
たまには原点に立ち返ってみるのもいい。

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# by oretokumou | 2018-01-27 09:00 | ラーメン実食 | Comments(0)

ラーメン哲史 金目鯛と若鳥つくねの塩つけ麺(数量限定)

「ラーメン哲史」で二度目のつけ麺を食べた。
前回がホンビノス貝の塩つけ麺で今回は「金目鯛と若鳥つくねの塩つけ麺」
どちらも塩つけ麺だがスープが違った。
素材の味を生かしたつけダレにしている。
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金目鯛という値の張る食材を使っているので1杯1200円と高い。
金目鯛は食べてみると白身魚の淡泊な味で特別な味だとは思わないが鯛に比べると身が引き締まっているようだ。
なによりこの店は麺がうまいのでどんなスープにも合う。
つけ麺のレギュラーメニューがないのが残念だがオーソドックスな鶏と醤油のつけダレでこの麺を食べてみたい。


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# by oretokumou | 2018-01-24 00:00 | ラーメン実食 | Comments(0)

ぶたのほし とんこつ

尼崎に注目度の高い店がオープンした!
写真を見ての通りJR尼崎の町工場の中にその店は出来た。
JR尼崎と言えば工場とマンションが乱立する混沌とした地域だ。
その土地にふさわしいラーメン屋が出来た。
濃厚豚骨で有名な「無鉄砲」から独立した「ぶたのほし」。
なぜこんなとこにと思ったが悪臭漂う豚骨ラーメンだからこその立地選択だ。
少々の悪臭でも近所に迷惑をかけない。
店内は町工場の様相ですごくメタリックなのだが悪臭を取り除くダクトもしっかり完備されている。
音響設備も立派で待ち時間にリラックスできる。
さりげない店内だがかなり金をかけているようだ。
写真では外待ちが5名程度だが実は店内の待ちスペースが広くて中には15名程度の待ちが出来ている。
平日は並びが長いと隣の工場に迷惑をかけるので店内に待ちスペースを設けている。
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オープンして3日目だがまだ初めて来た客が多く、この日も最初のロットの客に2杯食いが目立った。
20名くらい並んでるんだからここは2杯食いを自重してほしいと思うのだが店の売り上げにつながるから強くは言えない。
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さて今回は豚骨オンリーの「とんこつ」(750円)を頼んだ。
「無鉄砲」出身の店主の店だけに濃厚でドロドロの豚骨ラーメンだ。
大きな寸胴にげんこつをボンボン放り込んでいる。
そして長い鉄骨で焦げ付かないようにかけ混ぜている。
ラーメンを作るのにこれだけ労力をかけているというのを目の当たりにしたらもうスープを残すわけにはいかない。
特に店主は材料の豚を人が生きるためにいただいているという感謝を込めて作っているという。
もう心して食べるしかない。
ドロドロのスープは意外とすっきりしている。
頭の骨を使えばクセが出るらしいが今回はそのクセがあまり感じられなかった。
スープの仕込みも麺上げをしながらの作業でスープに付きっきりではない。
すなわちその時々でスープの味が変わるのだろう。
今回はちょっとすっきりしすぎて豚骨のうまみはやや弱いようだった。
それでもスープを全汁したのだが、これだけ濃厚だと私は2杯食いは無理だ。
どんぶり1杯でスープが400ml以上は入っていると思われる。
それを2杯ともなると800ml以上になる。
初めて来たからと言って2杯も注文すると大変なことになりそうな気がする。
せっかく店主が豚に感謝しながら労力を使って作るラーメンに客が試しに2杯食ってみるかという気持ちで食べるのであればうかばれない。
2杯食べることのできる胃袋の持ち主なら文句は言わない。
でも無理して食べるのなら並んでいる客のことを少しは考えてほしい。
もしスープが800ml分ペットボトルに入っていたらそれを全部は飲めないと思う。
どんぶりに入っているから無理にでも食べるのだと思う。
なにごともほどほどが肝心だと思うのだが。


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# by oretokumou | 2018-01-23 00:00 | ラーメン実食 | Comments(0)