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拉麺BLUES 関西のラーメン食べ歩き

MEN-YA KOTOHOGI 四川風和え麺

伊丹に出来た新店の2度目の実食は和え麺にした。
一般的にラーメンとつけ麺はほぼコンセプトが固まっていて各店ともその基本形に基づき形を成していく。
だが和え麺に関しては割と自由形が多いような気がする。
四川風あり、油そば系あり、洋風あり、和風あり、台湾風あり…。
いったいどれが基本なのかつかみどころがない。
MEN-YA KOTOHOGI 四川風和え麺_e0208833_20284442.jpg
さて、今回行った「MEN-YA KOTOHOGI」はラーメン専門店ながら中華料理店出身の店主が営む店であり四川風ということは本場の味に忠実なのかなと思った。
でも写真を見てわかる通り創作系の和え麺のようだ。
それでも具材は中華料理的な素材を使っているところが本領を発揮している。
四川風ということでよほど辛いのだろうと思っていたがあまり辛くない。
そのため麺のうまさがしっかり伝わってくる。
中華具材もそれぞれの味を汚すことなくストレートに伝えている。
一つ一つ吟味して食べる楽しさがある。
それでも結局タレの味が弱くて印象に残りづらい。
麺が具材を引き立てるわき役のように思えて仕方なかったのだが逆にこれが中華料理の極意なんだろうか?
よくわからないが…。



# by oretokumou | 2018-12-11 20:28 | ラーメン実食 | Comments(0)

麺家いろは 神戸北野坂店 富山ブラック黒醤油らーめん

「麺家いろは」の富山ブラックを食べるのは久しぶり。
もう10年くらい前だろうか?
当時はまだ関西に店舗はなく、催事で食べたのだが一番最初に食べたのはすごく美味しかった
今までで記憶に残るおいしいラーメンは数えるほどだがその中の一つだ。
インテックス大阪で行われた「満腹帝国」に出店していて、あの有名な社長自ら調理をしていた。
同じ材料や仕込みであっても作る人によってラーメンの味が大きく変わるものだ。
さすが社長の作るラーメンは記憶に残るうまさだったのだが、そのあと「食の博覧会」に出店した際には社長はおらず別の人が作っていてさほどおいしさは感じられなかった。
機会があればまた「麺家いろは」の「富山ブラック」を食べようと思いつつ今まできてしまって、今回三宮に「麺家いろは」がオープンしてやっとその機が熟したのであった。
麺家いろは 神戸北野坂店 富山ブラック黒醤油らーめん_e0208833_23124598.jpg
あの社長の作った味を期待して食べてみたがやはりそこまでのうまさではなかった。
ちょっと酸味のあるスープだが魚介の突き抜けた感じがない。
それが社長の味に追いつけなかった理由かもしれない。
それでも結構スープが飲めて結局最後まで飲んでしまったのはやはりおいしいからか?
いや、おいしいというより飽きのこないスープだ。
あの社長の作った当たりのラーメンをいつかまた食べてみたい。


# by oretokumou | 2018-12-09 23:12 | ラーメン実食 | Comments(0)

担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. Enishi 中辛

今は宇治市で「晴耕雨読」を営む瀬口氏が神戸に残した遺産「坦坦麺専門店 DAN DAN NOODLES. Enishi 」。
やはりこの店の汁なし担々麺はうまい!
担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. Enishi  中辛_e0208833_06513799.jpg
個人的に一番おいしいと思うのは今回食べた「中辛」。
これは以前の「ラーメンまぜそばえにし」で出されていた「香醇」と思っていたのだが「香醇」が「担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. Enishi 」でも新メニューとなったのでまた別物であることが分かった。
確かに「中辛」は芝麻醤が使われているので「ラーメンまぜそばえにし」で出されていた「香醇」に相当しない。
でも今思うと芝麻醤が使われているので一番食べやすいしおいしかった。
平打ち麺にねっとりと絡みつくタレが本当においしい。
そしてこのタレにカシューナッツが本当によく合う。
カシューナッツは単独で食べるものという思いがあるのにここのタレとはもう単独で食べる以上の美味しさを味合わせてくれる。
瀬口氏の残した遺産は素晴らしすぎる。
出来れば瀬口氏レシピのラーメンもこの店で食べてみたいのだがこれは叶わぬ夢だろう。





# by oretokumou | 2018-12-07 06:51 | ラーメン実食 | Comments(0)

MEN-YA KOTOHOGI 魚介鶏塩ら~めん

伊丹市に出来た新店は元中華料理店のシェフが独立してオープンした店のようだ。
料理の引き出しは多いだろう。
でもラーメン専門店なら感性やひらめきが重要なポイントになるだろう。
MEN-YA KOTOHOGI 魚介鶏塩ら~めん_e0208833_06514450.jpg
さて、メニューだが塩ラーメン、汁なし担担麺、塩つけ麺の三本だてのようだ。
手始めに食べたのが「魚介鶏塩ら~めん」。
MEN-YA KOTOHOGI 魚介鶏塩ら~めん_e0208833_06515363.jpg
塩ラーメンだが塩加減はまろやかで優しい感じだ。
魚介はあまり強調させていない。
そして鶏も下味程度でこれも強調させていない。
要はトータルバランスを重視したのだろう。
私自身あまり中華料理店でラーメンを食べることはあまりない。
よって比較の評価が出来ないのだが、実に落ち着いた趣のあるラーメンと感じた。
この方向性は悪く言えば地味さに繋がるのでラーメン専門店としての特徴になりづらいと思う。
とは言いつつも一回限りの評価があてにならないのも承知している。
とりあえずは三品種全部食べてみてまた評価してみたい。
ラーメン自体はかなりおいしいので今後の展開にも期待したい。
サイドメニューの中華料理もまた食べてみたい。


# by oretokumou | 2018-12-04 23:24 | ラーメン実食 | Comments(0)

元祖ラーメン長浜家 (上川端:家2) ラーメン

「長浜や」には屋号のお尻に「屋」の付く店と「家」の付く店があり、「家」の付く店は2軒あって「家1」と「家2」で区別されているようだ。
元祖ラーメン長浜家 (上川端:家2) ラーメン_e0208833_20344960.jpg
今回行ったのは「家2]で場所は中洲川端駅からちょっと歩いたところにある。
元祖ラーメン長浜家 (上川端:家2) ラーメン_e0208833_20345426.jpg
この日の朝食べたのは「長浜屋」だがさらりとした豚骨スープが濃くもなく薄くもなくラーメンスープとしてはちょうどよく感じられた。
そして夕方に食べたのが通称「家2」の「長浜家」。
オーナーは違えどもほぼ同じテイストでどちらがおいしくてどちらが不味いということはない。
そしてどちらも毎日のように食べられるあっさりした味だ。
分裂したのに同じシステムと同じ味を提供するのはある意味凄い。
これならいつ一緒になってもすんなり移行できそうだ。
こういう例は東京の「大勝軒」でもあるのだが「大勝軒」は味の統一が出来ていないのですんなり一つにはなりそうにない。


# by oretokumou | 2018-12-01 20:35 | 遠征 | Comments(0)