拉麺BLUES | |||||||||||||||||||||||||
11月7日から13日までの近鉄あべのハルカス店「番組グルメ特選オールTBSおめざ感謝祭」に東京の「金色不如帰」がやって来た。 先日東京に行った時にも行きたかった店だが二日間の滞在で却下してしまった。 都合よく大阪の催事に出店してくれて好都合だ。 「鴨脂と蛤の醤油そば」 スープは鶏なのか鴨なのかよくわからないが鴨の脂が鶏油のような味に感じられて美味しい。 そして貝の味がすごくストレートに伝わってくる。 醤油は意外と抑え気味であっさりしたスープに仕上げられている。 その点が物足りなさも感じるのだがそれでも実に奥行きの深いラーメンだ。 おそらく店で食べればさらにおいしさが伝わるはず。 東京に行けば必ず立ち寄りたい店だ。
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by oretokumou
| 2018-11-25 09:54
| 百貨店催事
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東京遠征二日目の最後の店は銀座にあった。 東京の銀座って何てゴージャスな街なんだろう。 華やかな大通りは大阪にはない賑わいを見せる。 そういえば大阪には銀座がない。 いや銀座らしい通りがない。 さて「むぎとオリーブ」だが意外と小さな店だった。 銀座にあるから家賃も高いのだろう。 客層は意外とというかほとんどが若者でセレブ感はまるでなし。 安心して入れる店だった。 ほとほと困ったのが券売機で店内にはメニューがあるものの券売機表示では何があるのかよく把握できなくて本来食べたかった「鶏SOBA」をスルーしてしまい「鶏・煮干・蛤のトリプルSOBA」を選んでしまった。 スープは鶏と煮干しの融合が感じられるがハマグリの味はさほど感じることができない。 トリプルスープの泣き所なのか融合しすぎて一つ一つがわからなくパターンだ。 でもそれは悪くはない。 煮干し感がやや抜きんでているのものの鶏と蛤の追い討ちが舌に伝わってくる。 そしてなによりも麺がいい。 歯ごたえのある麺はテイガク製でこれも「むぎとオリーブ」の特徴となっている。 次来た時は迷わず「鶏SOBA」を選ぶが、つけ麺の食べてみたくなるような魅力のある店だ。 ▲
by oretokumou
| 2018-11-07 06:37
| 遠征
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東京の麺哲「巌哲」 客は早稲田の学生が多い。 ![]() 「鮪塩(しびしお)」1000円 ![]() マグロでスープを取った関西ではなかなかお目にかかれないラーメンだ。 スープは意外とあっさりした味で醤油ダレにすればマグロの味が隠れてしまいそうだ。 ということでマグロスープは塩だれしか合わせていない。 その優しい味のスープに麺哲独特のプラスチックのような麺がよく合う。 関西人が東京にきて関西に恋しくなったらこの店に飛び込むのかもしれない。
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| 2018-11-06 00:05
| 遠征
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東京遠征の2日め。 今回の最大の目的が鯛らーめんで有名な真鯛らーめん麺魚。 鯛らーめんの元祖みたいなラーメン店でその味を確かめに行った。 ![]() 鯛パイタンの塩味スープは鯛の味をストレートに感じさせてくれる。 鯛のアラを使っているとはいえずいぶん贅沢なラーメンだ。 レアチャーシューも特製だけあってたっぷり入っている。 ただそのうち肉汁がスープに溶け込んで鯛の味を崩しにかかる。 やはりチャーシューはほどほどにした方が良かった。 それとパイタンという高濃度のスープはやはり途中でくどさを感じてしまう。 まだまだこの濃さが癖になるには時間がかかりそうだ。
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by oretokumou
| 2018-11-04 10:12
| 遠征
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10月4日から9日まで京阪百貨店守口店にて行われる「日本全国ご当地グルメ」に「中華そば しば田」がイートイン出店した。 初日に鶏清湯醤油である「中華そば」を食べて、2日目に食べたのが「煮干し中華そば」だ。 これで東京に行かずして2種類のレギュラーメニューを制覇した。 本当に東京は煮干しラーメンが多い。 関西も煮干しラーメンを出す店はあるが東京ほどではない。 しかも微妙に味が違うような気がする。 東京の煮干しはうまみがあるように思える。 千葉沖で取れた煮干しと瀬戸内で取れた煮干しは味が違うということを聞いた覚えがある。 で、今回食べた「煮干し中華そば」も濃度の高い強煮干しではなく濃度の低い澄んだスープなのだがそれでも煮干しの味が強烈に攻めてくる。 まあ関西になじみの薄い煮干しラーメンなので私自身受け付けにくい部分もあるのだが、それでもクセになる魅力はある。 とにかくおいしいとは素直に思えないのだが本場の煮干しラーメンを関西で味わえたのはすごく有益だった。 これに負けないくらいの煮干しラーメンも関西に出てきてほしいのだがそれが受け入れられるかというしんぱい危惧もある。 麺は「三河屋製麺」のものだがふと思ったのが服部天神にある「中華そば堀川」の麺がこんな感じだった。 「中華そば堀川」堀川は麺の仕入れ先を公表していないがもしかしたら「三河屋製麺」かもしれない。
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by oretokumou
| 2018-10-11 07:29
| 百貨店催事
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10月4日から9日まで京阪百貨店守口店にて行われる「日本全国ご当地グルメ」に「中華そば しば田」がイートイン出店した。 本当に京阪百貨店、とりわけ守口店はすごいラーメン店を呼んでくる。 前回も札幌の「狼スープ」を招いていてしかも本店を閉めて参加した。 今回の「中華そば しば田」も店を閉めてスタッフ総出で調理にあたっている。 ![]() この店は以前東京遠征の時に行っており食べたのも同じメニューで味の再確認となった。 鶏清湯醤油ラーメンでおなじみの鶏油の香りづけが東京のトレンドを感じさせる。 前回食べた時も感じたが醤油がすごくキリっとしておりいかにも醤油ラーメンといった趣きだ。 麺は「三河屋製麺」製で細麺ながら歯ごたえも感じられる。 午前10時というまだ客の少ない時間帯だったので麺もちょうどいい具合に茹でられていたのも幸運だった。 この店には「煮干しラーメン」もあるのだが今回はそれも出されている。 この期間中に再訪し是非「煮干しラーメン」を食べてみようと思う。
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by oretokumou
| 2018-10-04 22:37
| 百貨店催事
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阪急百貨店「おいしいニッポン」の催事。 東京亀有の人気店が関西初登場! つけ麺1杯がなんと1,296円。 (本店なら1,150円) かなり強気の値段が阪急のバイヤーを相当困らせたのではないだろうか? それでも木曜日という平日にもかかわらず中高年の女性客を中心に10名近くの行列が出来ていた。 席に着けばすぐにつけ麺が出てくるだろうと思ったのだがこれがなかなか出てこない。 結局来たのは並び始めてから40分後。 おかげで後に行く予定だった映画の時間に間に合わず断念する羽目に… そもそも映画が主目的だったのに痛い誤算だった。 ![]() さて亀有の「つけ麺 道」という店は私は知らなかった。 でも調べてみると東京ではかなりの人気店らしい。 で、食べてみると評判通りの美味しさだ。 関西でも人気を博したあの「六厘舎」の系統の味だ。 豚骨に鶏のもみじと魚粉でうまみが十二分に堪能できる。 大勝軒の弟子たちがこの濃厚魚介系豚骨つけ麺を育て上げたのだが(六厘舎、とみ田、麺屋一燈など)、「つけ麺 道」も山岸氏の直弟子ではないもののその系統に当たるという。 本店では麺に歯ごたえが感じられるとのことであるがこの催事では関西の客を意識してかかなり茹でられていて柔らかい。 中高年の客層を勘案したのであれば妥当なのだが茹で過ぎは茹で過ぎ。 若い客も訪れる本店であればもっと固いはず。 東京の人は粋を好むので無理に固いものをおいしいと言う傾向にあるので私も固いほうがよかった。 固く茹でたほうが回転も上がるので結局観たい映画も観られたかもしれない。 まあそんなことはいいとしてやはり東京のこの手のつけ麺はうまい。 今関西でこの手のつけ麺を出している店は三田製麺くらいか? 東京、あるいは名古屋から関西に出店して結局根付かなかったこのつけ麺文化。 東京に行くかこうやって催事に来た時に食べるかのどちらかしかないのが関西の現状だ。
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by oretokumou
| 2018-04-29 15:05
| 百貨店催事
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この風景、見覚えのある人ならあのテレビを見た人かもしれない。 そう、孤高のグルメで井之頭五郎が訪れた池袋の中華料理店「中国家庭料理楊2号店別館」だ。![]() このテレビドラマのせいで多くの視聴者がこの店を訪れ、そして汁なし担々麺の辛さに撃沈したそうだ。 その「汁なし担々麺」を今回注文したが、近くのサラリーマンやテレビを見てやって来た一見客で大賑わい。 この店は相席(東京ではよくある)なので私は一見客と思われる若いカップルと同席となった。 若いカップルはすでに食べている途中で汁なし担々麺の辛さに悪戦苦闘している様子だ。 しきりに水を飲んでいてそれでも足りずに水のおかわりを催促している。 「相当辛いのか?」 私は頭の中で思ったが結局そのカップルの女性は3分の二を残し男性は半分を残して去って行った。 やはりテレビで見て来た一見客だった。(私もだが・・・) 女性客が苦行の様に食べていた様子を今でも思い出す。 さて、問題の「汁なし担々麺」 さすがに一口目は辛いと思ったのだがその辛さも次第に慣れてきて物足りなささえ感じてくる。 麺が中太でモチモチ感がありまるでご飯のようにタレを吸収するので辛さが緩和されるようだ。 口の中に含まれた麺とタレの混ざり具合がよく辛さをよく中和してくれる。 これなら水はいらない。 ふと別のテレビ(マツコの知らない世界)でもこの店が紹介されていたことを思い出した。 それによるとこの店の麺は乾麺らしい。 要は乾麺を茹でる時に含まれた水分が辛さを緩和しているようだ。 で、物足りなさを感じたのはホアジャン(花椒)の量が足りなく痺れが弱いということ。 孤高のグルメが放映されて以来多くの一見客が訪れ、多くの客が撃沈し食べ切れずに帰ってしまうということが繰り返されたらしい。 それ以来一見と思われる客には最初から辛さを抑えて出しているようだ。 今回私も一見客扱いを受け辛さ控えめで出されたのかもしれない。 いやいや、これくらいの辛さは耐えれるのだがと思っても後の祭りで次回来るときは辛さ指定で注文したい。 もっとも、辛さと痺れはあったとしても旨味はそれほどでもなかったのでもういいかなとも思う。 むしろほかの料理を食べてみたくなったのだが日本向けの中華料理ではなく現地風の中国料理なのでそれもまた違和感を覚えるのかもしれない。 とにかくテレビの影響は大きいとつくづく思った。 ▲
by oretokumou
| 2017-07-29 00:00
| 遠征
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東京遠征5軒目は調布市の仙川にある「しば田」 ![]() ラーメンは「中華そば」と「煮干しそば」の二択で「中華そば」を選択した。 鶏ガラ味が抽出された鶏油に関東特有の濃口醤油がスープを引き締める。 魚介はどれだけ使っているのであろうか、くっきりした醤油味の今風(NEO)醤油ラーメンだ。 麺は三河屋製麺という関東では有名なブランドを使っている。 餅は餅屋という言葉があるとおり専門店の作る麺は安定感と質感は抜群だ。 ちょっと醤油勝ちで味が一本調子にも思えたが関西にも流れが来たくっきり醤油味のラーメンの源流に近い味を今回東京に来て味わえたのは収穫であった。 ▲
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| 2017-07-28 00:00
| 遠征
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はつねはJR西荻窪駅近くにある歴史あるラーメン屋で長蛇ではないが昔から行列の出来る店だ。 私はかつてこの西荻窪に住んでいて二度ほどはつねに訪れたことがある。 しかし当時の私の好みは豚骨ラーメンであり、この店のあっさり味にそのよさを感じる部分はなく行列に釣られて入ったものの肩透かしを味わった記憶がある。 今の私はあっさり味寄りになってきたので挑んでみた。 この店の調理時間は丁寧ゆえに長い。 野菜(キャベツ・モヤシ・ニンジン)を油で軽く炒めスープとともに煮込むのだがその煮込み具合が絶妙で野菜の甘味を引き出すらしい。 余計なおしゃべりをしない寡黙な店主から差し出されたタンメンのスープはまるで水のような透き通ったスープで鶏ガラと野菜からにじみ出た薄黄色い色が付いている。 麺を啜るとそのうまさに驚いた。 麺にほのかな塩味が感じられて麺自体がとてもうまい。 スープが必要以外の味を含んでいないので麺に含まれた塩分がストレートに伝わるのだろう。 炒めた野菜もとても美味しく軽く炒めているので野菜そのものの味も生かされている。 十数年ぶりに食べたタンメンがこんなに旨かったのかと初めて気づかされて今回は騙されることなく行列に並んだことが本当によかったと思った。 この店もまた来たい店のひとつだ。 ▲
by oretokumou
| 2017-07-26 06:10
| 遠征
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